タコエギングでタコを釣るコツとテクニック。タコ釣り入門

タコエギング 入門

こんにちは、@ぴーたろです^^

今回はタコ釣りの主流のひとつ、タコエギを使ったタコエギングの概要とテクニックをまとめておきます。

国産のマダコはスーパーで買うとお肉よりも高い高級品♪

これからタコエギングを始める方や、タコエギ釣りの出船が控えている方は是非参考にして、たくさんタコを釣り上げてください^^

タコエギングとは?タコのエギングの特徴

タコエギングとは、エギ(餌木)と呼ばれる疑似餌(ルアー)を使ってタコを釣る方法です。

イカエギ タコエギ 違い

エギといえばイカ釣りの方が有名ですが、タコエギングはイカ釣りのエギングとは大きく違うアクションをして誘いをかけますし、そもそもエギ自体の構造にも違いがあったりします。

知っ得!!

タコエギとイカエギの違いは、タコとイカの生態の違いが違うためにでてきます^^

これを知っておくと、よりタコ釣りやイカ釣りの理解を深めることができるのでオススメです♪

(参考)タコエギとイカエギの違い。それぞれの特徴を理解して釣果UP♪

餌釣りではないため手が汚れることもありませんし、イカのエギングのようにシャクりまくる過酷な釣りではないため、女性の釣りガールや子供の方でも取り組みやすいと思います♪

今回は船釣りを想定した内容となりますが、タコのエギングは堤防釣りでもタコをゲットできてしまう非常に魅力的な釣り方なので、是非マスターしてみてください^^

お魚の釣り以外にもタコやイカを釣れるようになると釣りの幅が広がりますよー♪

タコエギングのタックル・道具

自分でタックルや仕掛けを揃える場合には、以下の準備をすればOKです!

タコエギングの場合はエギが根掛かりしてロストすることもあるため、仕掛け部分だけは自分で用意が必要な漁船も多いです。念のため事前に漁船に確認をする方が無難です^^

タコエギングのロッド・リール

タコのエギングの竿選びは2つポイントがあります。

  1. タコが乗ったことが分かる竿先の柔らかさ
  2. タコが岩礁や岩にしがみついた時に引き上げる竿の硬さ

まず、タコがエギに乗ったことが分かるよう、竿先が柔らかいものがベストです。

タコは魚と違って、針が掛かっても暴れたり引いたりしません。感覚的には「あれ、海藻でも引っかかったかな?」みたいな感じです。笑

そのため、タコが乗ったときに敏感にその感覚が分かる竿の方が釣果も上がりますし、釣り自体も楽しめます。

その反面、竿はある程度丈夫なものである必要もあります。

タコ釣りをしていると、タコが海底の岩を吸盤に抱いた状態で釣れることがあります。タコは釣り上げられるときに、必死に抵抗して周りの岩にしがみつくことも多いんですね^^

そのような時に竿自体が柔らかすぎると、タコと岩を一緒に持ち上げた時に引き抜きにくい場合が多いです。

タコの吸盤の力は本当にすごいです。

特に大物の場合、完全に岩にしがみつかれると抜きあげきれない(竿が耐えられない)場合もありますので、ロッドは丈夫なものを選んでおいて損はありません。

リールは使うラインに合ったベイトリールであれば何でも問題ありません^^

タコエギングの仕掛け

タコのエギングで必要になるのは、以下の3つです。

  1. タコエギ
  2. スナップ(スイベル)
  3. おもり
  4. 洗濯ネット

まずは何といってもエギですね^^

イカエギ タコエギ 違い

前述の通り、“タコ用”のエギをきちんと用意してください。

もし使わなくなったイカ用のエギをお持ちの方は、イカエギからタコエギの自作も可能ですので挑戦してみてもいいと思います^^

オススメはルアーやエギを専門で扱うDUELさんのタコやんシリーズ♪

なお、エギとセットで、タコ釣りではビラ(タコベイト)を使う人も多いです。

タコビラ

海底のエギ以外にも、水中のタコの目に入る位置にタコビラを漂わせることで、タコに「獲物があるぞ(=゚ω゚)!!」と思わせることができ。

絶対に必要という訳ではありませんが、ぴーたろはタコ釣りでは必ず使っています^^

次に、スナップ(スイベル)です。

タコエギング スナップ

これは、ライン・エギ・おもりの3つを直結するためのスナップになります。

T字型に直結できるタコ釣り用のスナップを用意すればOKです^^

知っ得!!

タコエギング用のスナップには、エギを2つ以上直結できるタイプもあります♪

タコ釣りになれている人はエギの2個付けの方が多い印象です。ぴーたろも必ず2個付けします。

エギが多い分タコを誘える可能性が高くなりますし、タコがエギに抱き着いた時にしっかり針掛かりする可能性も高くなりますよー!

次におもりです。

エギ自体にも軽いおもりがついてはいるのですが、タコ釣りの棚はあくまで底狙いとなりますので、きちんと着底させられるおもりを付ける必要があります。

余裕があれば、おもりも2種類ほど用意をしておくことをオススメします。

スナップ・おもり・エギを直結するとこのような形なります^^

タコエギ 仕掛け

そして最後、タコ釣り独特のため忘れがちなのが洗濯ネットです!使い捨てになるので安いものでOK。

ただしタコを入れる必要があるので、サイズは30cm四方以上のサイズで選びましょう^^

タコさん、釣ってみると分かりますが簡易的な水槽に入れていても簡単に脱出してきます 笑

そのため、通常はタコを洗濯ネットに入れてキープしておきます。

タコが釣れたら洗濯ネットの口は必ずしっかり閉じることを忘れずに!

タコ釣り 洗濯ネット

釣りに集中していると足を上手に使ってジッパーを開けて逃げちゃいますよー(。-`ω-)

タコエギングの釣り方

タコエギング釣りの基本操作は以下の通りです。

  1. エギを海底まで着底させる
  2. エギを動かして誘いをかける
  3. タコが乗ったらエギをしっかり抱かせて抜きあげる

タコ釣りで狙うポイントはあくまで海底です。

頑張って海中で仕掛けを動かしてもタコは釣れません。間違っても仕掛けが海中を漂うような状態とならないようにしてください。

また、タコ釣りは通常の魚の釣りと違って、アタリや引きが明確でないことも多いです。

「ん?何か重くなった気がするぞ?」という感覚の方が強いかもしれません。重さを感じたら、タコが釣れている証拠。そのまま巻き上げてしまえばOKです^^

さらに、タコは身が柔らかく、針が掛かっても引き上げるときにタコの身が切れてしまい(身切れ)バラしてしまう事も少なくありません。

しっかり針をかけてあげるイメージで、焦らず釣り上げることを意識してみてください^^

では、タコ釣りの釣果UPのためのテクニックをご紹介します。

タコエギングのコツとテクニック

タコエギングの誘い方

タコは海底の岩場にへばりついて生息しているため、タコエギでは海底を狙っていくというのは前述の通りです。

この海底でのエギとおもりの動かし方ですが、少しコツがあります。

イメージとしては「おもりは常に海底につけておく」というものです^^

竿をクイクイ動かしながらタコを誘いますが、このときにおもりが海底から浮き上がるまで竿を持ち上げるのではなく、あくまでおもりが海底に接着している範囲で動かすようにしてください。

タコエギング 誘い方

またこのとき、クイクイと動かす間に糸がふけないようテンション(糸の張り)をかけ続けた状態で動かすのも非常に重要です。

そもそもテンションが掛かっていない状態だと、おもりの動きが竿を伝わって感じることができませんし、上図のイメージのようにおもりとエギが動いていないケースが多いです。

このように、エギが海底から浮いてしまっていると上手くタコが誘えません。

タコエギング 誘い方

テンションを掛けたまま仕掛けを動かすのは少しコツが必要ですが、意識すれば難しくありませんので是非お試しください^^

タコエギのあわせ方

タコエギングでは、通常の魚釣りのように大きく合わせる必要はありません

逆に大きな合わせをすると、タコが身切れしてしまいバラしてしまう可能性が高まります。

実際に釣ったことがある人は分かると思いますが「ヌッ」と重みを感じたらタコが仕掛けにかかっています。

重みを感じたら焦らずにゆっくりと引き上げて釣り上げましょう^^

竿の届く範囲を探れると確実に釣果が上がる

タコ釣りに慣れてきて、さらに釣果を伸ばしたい場合には仕掛けを落とす範囲を広げてあげるのも有効です。

足元に仕掛けを落として誘いをかけるだけでもタコ釣りは成立しますが、タコも海底に無数に張り付いている訳ではありません。

もし足元でタコが釣れたら、そのあとは仕掛けを少し投げて広めの範囲で誘いをかけてみましょう。

知っ得!!

船の上からですので大きなキャストは必要ありません。

あくまで5m~10mほど離れたあたりから足元までの範囲でタコを探ればOKです。

この辺は、堤防でのタコ釣りの経験がある人はとても上手に探りを入れている印象を受けます。

高級国産マダコをGET

マダコは非常に高級な食材です。

さらに、タコは冷凍をしても味が落ちないという素晴らしい特徴もあります!

高級品でありながらたくさん釣り上げても美味しく頂ける・・・そんな素敵なタコさん(*´Д`)

タコ釣りに出かけた際には当記事のテクニックを駆使して是非1匹でも多く釣り上げてみてください(/・ω・)/

それではー♪

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